16.10.2018

楽しい茶道具

今回もいくつか掘り出し物を持ち帰ってきました。
ドイツへ戻ってスーツケースを広げるとき、
いつもワクワクします。
と同時に、破損などしていないかドキドキ…

エブリシング・オッケー!
では、ご紹介しましょう。


まずはこれ、黒漆に大胆な蒔絵がモダンな趣の棗。

一緒に持ってきた木地の円卓にとっても映えます!
美しい〜!!
洋室でも違和感がないのがいいです。


こちらは3匹の蝶々が舞い飛ぶ蓋置。
乾山写しの京焼です。


いつもの自分らしくないチョイスだと思いつつ、
この蓋置きを見つけたとき、なんか可愛いものにすがりたい気持ちだったんです。
心が疲れていたのかな?

黄色、白、黒の蝶々をよーくみると
プチプチっと小さな金色のお目々が光っています。
でも、ほとんどわからない程度。

好みってありますけど、最近は好みの幅が広がってきたかもしれませんね。

以上がリサイクルショップで見つけたもの。
次は、新品。


さて、これは何でしょう?
実はメンズのご飯茶碗、またはお茶漬け茶碗なんです。
織部グリーンが綺麗でしょう!


君波延昌さんという作家さんのものです。


先ほどこのお茶碗でお抹茶を点ててみました。
いいです!!
口が広がっているので、夏のお茶碗として使ってもいいと思います。

どの角度から見ても楽しくて、
いつまでも触っていたい感じがします。

もともとアートやデザインが好きなのですが、
茶道をしていなかったら棗や、ましてや蓋置などは買うことはなかったでしょう。
でも、もしも茶道をしていなかったとしても、
こんな綺麗で可愛くて、楽しい物たちを愛でるのは幸せだと思います。

茶道に縁のない方も、心ときめく茶道具に出会ったら、
用途を変えて使ってみてはいかがでしょうか?
綺麗な蒔絵のお棗は、素敵な小物入れやキャンディー入れになりますね。

この他、水指や水次など自宅稽古に必要なものを持ってきました。
それらはまた、ちゃんと練習している時に写真を撮ってみたいと思います。

ではまた〜!