25.04.2021

黒い着物とピンクの桜

今日はお天気が良かったので、着物でちょっとだけお散歩して来ました。


そよぐ風は少し肌寒いのですが、春らしい明るい空が嬉しい…
泥大島のスベスベ感が気持ちのいい季節です。


濃いピンクの桜が咲き始めました!
ゴツゴツした幹に可憐な花を咲かせています。

随分とタンスの奥で眠っていた帯留をしてみました。
大きめなので大柄な私の体に釣り合います…


泥染め 本場奄美大島紬
博多織 破れ七宝文 袋帯
鳥の親子 帯留

帯揚げのグレーブルーはドイツの空の色。
羽ばたく鳥さん達!


今週は木蓮が満開でした。
来週からはどんなお花が我々を楽しませてくれるでしょうか…

ドイツのコロナ規制は延長、そしてさらに厳しく。
美容院へ行くのも、24時間以内のコロナテスト陰性の証明が必要になりました。
めんどくさいのは確かですが、大切なことですね!

20.04.2021

灰桜をまとってお茶室へ

日曜日の午後、夫マンと一緒にお茶のお稽古へ行って来ました。

今月中にもう一度ピンクを纏いたくて、灰桜の色無地を…


お茶室脇の枝垂桜が満開!


四月ならではの釣釜と旅箪笥のお点前をしました。

現在お茶室ではマンツーマンでのみお稽古が許されています。
家族の同伴は可… 『一世帯プラス一名』のコロナルールに則って、
『私と夫マンと先生』ならばオーケーなんです。


お点前中はしっかりマスク…
お自服の際もうっかりマスクをしたままお茶碗を口元に運んでしまいそうになって…
おぉ〜っとっと!


公園内もお花がたくさん咲き始めました!
春、やっぱり嬉しいですね!


東レシルック 灰桜 色無地
菊唐草文 袋帯

お稽古としては、少しあらたまり過ぎたかなと思ったのですが、
いいのです。お茶室で桜を愛でつつお点前をし、お茶をいただく…
かけがえのない一瞬!

13.04.2021

女心はドイツの春の空?

ドイツでは『四月の天気』と言いまして、雨、雪、雹、霰、雷、嵐、そして突然晴れ上がったりと全くもって忙しい!


日曜日は、ドットの着物を雨霰に見立て、瑞雲の帯留めに雨雲になってもらいました。

お庭にとっては恵みの雨です!!


傘をさした私の着物姿、珍しいでしょ〜?
無印良品の丸っこい傘にも小さなドットが並んでいます。


水玉文 十日町紬
桐生織 八寸帯
銀製 瑞雲 帯留 


この水玉紬はいつも黒か白の無地調の帯に落ち着いてしまうのですが…
こんな自分らしからぬコーディネートも考えて見ました。

お出かけできない今だから、いつもはしないような組み合わせで、似合うかどうか実験もいいかもしれません。

う〜む、どうだろう…


05.04.2021

イースターに花兎を

今年のイースターはドイツの家族のところへ行けませんでした。
未だ、一世帯+一人のルールがあるからです。
夫マンは金曜日から一泊で実家へ帰りました。

私は丸坊と2人でのびのびゴロゴロしておりました...
と、言いたいところですが、実は少しですがオンラインレッスンを行っていました。

さて、イースターの日曜日は着物を着ました。
ただいま『日曜の正装』実践中です。


ベージュ系の大島紬にウサちゃんの帯、淡いひよこ色の帯揚げでイースターのシンボルを取り入れました。


お庭の痩せた連翹の木が花咲き、木瓜も赤い蕾が膨らんできましたよ!


兎と言えば、秋のお月見の頃を連想しますが、花兎は通年OKの文様。
この帯は色柄の雰囲気からイースター(春)やクリスマス(冬)に締めたくなります。

可愛い柄ですが古典的であり、黒地に織り成された唐花は割とポップな印象で、普段にも使いやすいと思います。


草木染め 微塵格子 大島紬
花兎文 京袋帯


*おまけ*


自撮り写真にイースターの落書き‼︎