29.05.2017

単衣紬で529の日イヴ

5月29日はゴフクの日だそうですね。
随分と前、私が着物ブログを始めた頃、当時の同じ楽天ブログ仲間の一人が、
”みんなでキモノ着ようや〜!”と言いだしたのを覚えています。

昨日は、全く予定がない日曜日でしたので、とりあえず着物を着て、
さあ、どこに出かけようかな?と思っていたのですが、
このまま自宅でワインなぞ頂くことにしました。


ドイツもかなり暖かくなってきましたので、単衣の紬を着ました。
帯は、染め帯に見えますが、軽い感じの織りの名古屋帯です。


森のアパートのバルコニーにて。
午後7時過ぎで、この明るさです。
緑が一番美しい季節。


横山大観 ”牡丹” の写し。
軽さの中の繊細さが気に入っております。

随分前に求めていましたが、いつも着用シーズンを逃してばかりで、、、
今回やっと日の目を見ました!


ブリティッシュグリーン 男物 米沢紬 単衣
牡丹文様 開き仕立て 名古屋帯



27.05.2017

着物レクチャー&ショー 2017

先週末の話になりますが、地元の州立博物館にて、日本文化の日が行われました。
私は、着物の基本である種類とTPO、季節の文様などのレクチャーと、
7人のモデルでミニ着物ショーをしました。


去年3月のレクチャーでは訪問着を着ましたが、
今年は5月ということで、”葵祭”のイメージで葵文様の小紋にしました。


左は、アイボリー地に豪華な唐花がエキゾチックな付下げさん。
帯も動物や鳥などが金糸で織りなされた、オリエンタルな雰囲気で統一。

真ん中の方には、私の灰桜色の色無地に鏡裏文様の帯で参加してもらいました。

右の方の着物は、和柄の型染めの小紋。
長尺の袋帯を変わり結びにしています。

今回のハイライトは、3種類の全く趣の違う振袖!


留学生の方は超古典的なアンティークを。
着物も帯も赤系で、これぞ日本の着物という感じ。


こちらは、76歳のご婦人の着る白地に墨色で描かれた、とっても素敵な振袖。
銀一色の帯でシックです。
かつて、ドイツで結婚式にお召しになったとか。


私もランウェイを歩きましたヨ!
地味ですねっ! 金髪でよかったわ。


右から二番目の方は、ダークカラーのカジュアルな振袖。
偶然にこの3名の振袖さん達は、着物と帯の取り合わせが、それぞれ同系色なんです。


会場後方には、打ち掛けを飾らせて頂きました。


こちらが、極渋&ハイセンスな振袖のアップです。
本当にステキです。
私もこんな着物が着てみたいな。。。

次回いつか着物ショーをする機会があるなら、
レクチャーは程々にして、もっとモデルさんを増やして、
エンターテイメント性を強調したイベントにしてみたいと、密かに思っています。

できるのだろうか、、、?


黒紫 葵文様 小紋
市松取り 菊青海波 袋帯