25.10.2020

着物が楽しい秋

 またまた暫く時間が空いてしまいましたが、15日から18日の4日間、秋休みをいただいておりました。

地元の美術館、レストラン、カラオケ、友人宅へ訪問し、ゆったりと楽しく過ごしました。

そして一日は着物で。


ベージュの大島紬に母の名古屋帯を合わせました。
秋の風景にこのようなナチュラルな色味がしっくり来ます。


母も私も大好きな、鬼しぼ縮緬に蝶唐草のカジュアルな帯。
とっても久しぶりです。

行き先は、中心街にあるイタリアン・レストラン。


前菜の盛り合わせの後に、トリュフのパスタをいただきました。
まさに秋満喫!

この後すぐにうちに帰るつもりだったのですが
足が勝手に例の場所へ、、、


着物でも…歌うのはディープパープルとオジー。


母や祖母の帯をシンプルな紬に合わせるのが好き。
懐かしさと現代の感覚を合わせて自分らしく着こなしたいです。


草木染め ベージュ 大島紬
黒墨色 蝶唐草 名古屋帯

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今週末からコロナ感染者が増えたため、さらなる規則が導入されました。
飲食店は23:00で終了、友人とも2世帯の10人までしか会えません。
つまり、3人で女子会をしたいと思ってもできません。

私も気を引き締めつつ、しかしなるべく普通の生活を心がけたいと思っています。


13.10.2020

9ヶ月ぶりのお茶会

 穏やかな陽気に恵まれた日曜日、極少人数で行われた稽古茶事に参加してきました。

今年の初釜以来ですので、実に9ヶ月ぶりのお茶会です!


丸坊色の小紋に菊唐草の帯、秋らしく深い色味の帯締めをしてみました。


最近、髪の色を黒にしました。
と言っても、色落ちする黒なのでマットな黒ではありません。
光に当たると、濃い紫や青っぽい透け感がある不思議な色。

この日の私はお濃茶担当になりました。
でも、その場で練るのはお一人様分。


お点前中のみならず、お料理とお茶をいただく時以外は、お茶室内ではマスク着用です。
それでも、気心の知れた仲間と和やかな時間を共有できたことが嬉しい!
健康あってこそですね。

今回、お濃茶で使うマイ茶道具を持参しました。


お茶入れは『高取』、蓋は象牙ではなくラクト製で、仕覆は『菱取小紋』。
蓋置は『白楽』の『菊』。リサイクルショップで掘り出したお気に入りです。
出袱紗は『龍村』の『天寿国繍兎文』。
そして自分で初めて削って、細くなりすぎた茶杓『献身』。
お月様が綺麗な季節、インド神話のウサちゃんにあやかって、このような銘をつけました。

お茶会に自分の物を使うのは初めてで、とても楽しめました。
帰国のたびにちょこちょこ持ち帰ってきてよかった!


東レシルック  丸坊色 唐草文 小紋
菊唐草 袋帯

次のお茶会はいつかしら…
早くコロナが終わって欲しい!!


10.10.2020

お気に入りをまとってお出かけ

 先週の日曜日、明るくさわやかで暖かい着物日和となりました。

10月になりましたが、単衣の無地紬に大好きなロートン織の帯をまとって美術館へ。



昼下がりの日差しが心地よい…


この着物と帯の組み合わせは、初めての気がします。
深い色合いが今の私の気分です。


展覧会のテーマは、『アートとハンドクラフト』。
美術と工芸… 正に着物で赴く場に相応しいのではないでしょうか?

美術館は広々と、お客さんも人数制限の元、安心してアート観賞できました。


ブリティッシュグリーン 米沢紬 単衣
ロートン織 八寸名古屋帯

そして、お出かけのお供に…


かわいい銀のトナカイの帯留を。
見るたびに心が和みます。

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緑の着物をまとったからなのか、緑に目が行きます…
随分昔に実家から持ち帰って来た九谷焼の香炉を手に取りました。


丸坊が来てからというもの、うちでお香を焚くことはなくなりました。
普段はガラスのキャビネットの中にポツンと座っています。


この透明感のある緑色が大好きです。
蓋のつまみの、もやもやっとしたお獅子にも萌えます!

さて、この日曜日は久しぶりのお茶会があるんです。
生徒が交代でお点前をする、稽古茶事です。
ごくごく少人数で、安全対策万全で行われます。
先生の手料理をいただくのも今年の初釜以来…

私はお濃茶の担当となりました。
楽しみであるのと同時に、ちょっとドキドキ。

またご報告いたしますね!