20.05.2019

丸坊色の小紋でお茶友さん宅へ

いつも一緒にお稽古をしているお茶友さんが、お家にお茶室を設置し、
お披露目のお茶会によんでくれました。

プライベートといえどもお茶事。
天気予報の雷マークと相談しながら、おニューの洗える小紋を着て行きました。


この着物、本当に気に入りました!
何気なく誂えたものですが、色も柄も今の自分の気持ちに合います。


地色は濁りのない鉛色。
しかし自然光の下では青みが現れ、生地の質感と相まって明るさがあります。
丸ちゃんとお揃いだわ〜!

八掛は淡いブルーグレーにしてもらいました。


帯周りもグレイッシュなパステルトーンにしてみました。
アクセントは白。
白抜きの飛び柄、帯揚げ、半襟と足袋が爽やかに呼応するように。

さて、お茶友さんのお茶室、彼女の趣味が反映されていて、とても素敵でした。


床に飾られたのは、お軸の代りに額に入った書。
『羽』という一文字。
いいわ〜〜!

そして風炉の紅鉢は、私のと同じ陶芸家さん作。
ご主人が色と形を選んで、お誕生日のプレゼントをしてくれたそうです。


お茶友さんは柔らかな抹茶ラテ色の色無地に、紺地の菖蒲の帯をして、
すべて手作りのお料理とお菓子で迎えてくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、同じ巳年で一回り若い彼女を尊敬します!

私もいつかできるかなぁ…
頑張ります!


東レシルック 鉛色 小紋
パステルぼかし 袋帯

今回はお仕立ても良かったです。
襟には丁寧なグシ縫いが施されていて、びっくり!
洗える着物でこれは初めてでした。


おはしょりから腰下にかけて、柄が繋がって見えます。
小さなことだけど、嬉しい!
大切に着て行きたいと思います。