秋も深まって参りました。
今日は、お茶のお稽古と仕事の合間に箪笥チェック。
久しぶりに、母からもらって来た古い紬地の八寸帯を手に取りました。
我が家では”ファンタジーの帯”と呼んでいる、昭和50年代の帯です。
母が当時、デパートの呉服売り場で、
パッと見て、はい、これくださーい!
と即決したそうです。
どことなしに異国的な不思議なお花とともに、小鳥やスミレ等が並んでいます。
ハチドリかな?
カジュアルで、さりげない帯なんですが、
よーく見ると、とっても凝った織りになっています。
ただ昔の帯故に短めになっていて、なかなか締めづらく、
あまり使うことがなかったのです。
特にお腹のポイント柄からお太鼓までが短いので、
今どきの普通の締め方では、私の体型には無理があります。
しかーし!
お太鼓止めのクリップと、枕の受け皿の様な物を使って、
何とか締められるテクを発見しました。
八寸帯ですので、長身に合わせてお腹の幅出しもできるので、
今年中にせめて一回は締めてあげたいな〜。