どっしりとした、ほぼ黒の地色は、実は濃紺。
そこに楚々とした菊唐草が、刺繍のダンスを舞いながら、私に言います:
”早くお迎えに来てちょうだいな!”
とあるネットショップで偶然に出会った、菊唐草のくるりんちゃん。
すぐにお嫁入りが決まったのに、初めて付けてもらった八掛が気に入らず、
ダダをこねて、一時さすらいの旅に出たのでした。
そして、大人になって帰って来ました。
深海の様な、または真夜中の空の様な八掛を纏って。
メンテや作り直しで、私を待っていたお仲間と一緒に、
もうすぐ、森のお家に連れて帰ります。。。
にほんブログ村