ドイツも一刻一刻と日が長くなって来ました。
春はそこまで来ているけれど、なぜか黒をまといたい日曜日…
黒服気分でも心は晴れ晴れ!
泥大島のすべすべ感が気持ちいい。
本当に惚れ込んでいる着物です。
帯は道屯織の八寸名古屋。
勝手に『夜の虹』と名付けています。
大切だと思える帯は、たいてい祖母の形見や母から譲り受けた物なのですが、
これは自分で買い求めた宝物!
ダークなコーディネートには、帯揚げに鶸色でアクセント。
そして灰桜色の帯締めで春を一匙加えてみました。
泥染め 本場奄美大島紬
首里道屯織 八寸帯
去年の11月に55歳になった私。
一昨年の終わりにその人生の節目にと、もう一枚大島紬を発注したものの、去年はコロナで結局帰国できずじまいでした。
大人への階段を駆け上って行く自分へのプレゼント…
泥染めの薄茶色がベースに、様々な花が絣で描かれて、昭和マダムっぽいのです。
それを手持ちの無地調の帯で自分らしくコーデするのが楽しみでなりません。
楽しみは後に延ばせと言うけれど…
はぁ〜、手に取るのはいつになることやら…