穏やかな陽気に恵まれた日曜日、極少人数で行われた稽古茶事に参加してきました。
今年の初釜以来ですので、実に9ヶ月ぶりのお茶会です!
丸坊色の小紋に菊唐草の帯、秋らしく深い色味の帯締めをしてみました。
最近、髪の色を黒にしました。
と言っても、色落ちする黒なのでマットな黒ではありません。
光に当たると、濃い紫や青っぽい透け感がある不思議な色。
この日の私はお濃茶担当になりました。
でも、その場で練るのはお一人様分。
お点前中のみならず、お料理とお茶をいただく時以外は、お茶室内ではマスク着用です。
それでも、気心の知れた仲間と和やかな時間を共有できたことが嬉しい!
健康あってこそですね。
今回、お濃茶で使うマイ茶道具を持参しました。
お茶入れは『高取』、蓋は象牙ではなくラクト製で、仕覆は『菱取小紋』。
蓋置は『白楽』の『菊』。リサイクルショップで掘り出したお気に入りです。
出袱紗は『龍村』の『天寿国繍兎文』。
そして自分で初めて削って、細くなりすぎた茶杓『献身』。
お月様が綺麗な季節、インド神話のウサちゃんにあやかって、このような銘をつけました。
お茶会に自分の物を使うのは初めてで、とても楽しめました。
帰国のたびにちょこちょこ持ち帰ってきてよかった!
東レシルック 丸坊色 唐草文 小紋
菊唐草 袋帯
次のお茶会はいつかしら…
早くコロナが終わって欲しい!!