22.12.2017

2017年最後の着物でお出かけはスゴかった!

昨日はクリスマス前の唯一の完全フリーの日でした。
そして、今年最後の着物でお出かけはココ…


凄い空間!


まるでマトリックス!
実は草間彌生さんのアート作品の中におります。


現在、隣町のヴォルフスブルグの美術館で、
”果てしなく続く”をテーマとした作品を集めた展覧会が行われています。
"Never ending story"


実に見応えのある展覧会でした。
始まりは終わり、終わりは始まり、永遠に続くループ。
いろいろなことを考えさせられました。
と同時に楽しさもいっぱい!


こちらは曼荼羅。
季節柄、なんとなくクリスマスを感じさせる色合いとおリボン。

今年は後半から月に2回くらいのペースで着物を着ることができました。
カジュアルコーデで展覧会や食事へ。
ちょっぴりエレガント系でオペラハウスや劇場へ。
洗える色無地とフォーマルな帯でお茶席へ… などなど。

いろいろなことのあった一年間でしたが、年の終わりに祖父のアンサンブルから作り直した着物を纏えて、とっても幸せな気持ちになりました。

来年もゆっくりペースですが、着物を楽しんでいきたいと思っています。
ではでは〜〜!


村山大島 鉄紺 亀甲
ロートン織 八寸名古屋

17.12.2017

今年は着物10周年

先日着ていた紫の色無地、10年前に買い求め、
祖母の遺した帯を作り帯にして、私の”ドイツでキモノ”が始まりました。
それと同時にブログなる物も始め、
当時の楽天ブログでは色々な方と交流が始まりました。

その中には、着物ファンから実際に着物ビジネスを始めた方もいらっしゃいます。
私はというと、お茶のお稽古を始め、途中少し休み、そして再開し、
着物を着るシチュエーションは、まず茶道、レストラン、観劇、美術館など、
100%趣味の領域です。

最初の頃は、”外国で着るなら洗える着物でなくては!” 
と思っていたのですが、やはり徐々に絹の着物も着るようになりました。
今は、洗える着物はお茶席で、
正絹の着物は週末のお出かけ等に着ています。

今まで2回程、ワインの洗礼をまともに浴びたことがあるんです。
それはもう、ビックリしましたが、
2回とも立食形式のパーティーで、側にいた人の粗相でした。
しかし!
その時私は洗える色無地を着ていたんですね。
本当に助かりました。

着物の好みは意外にあまり変わっていませんが、
今一番自分らしいなと思うのは、織りの着物。
可愛い花柄の帯も合うし、ざっくりワイルドな帯も合うし。
でも、オペラハウス等に柔らか物を纏っていくと、
優雅な気分になれるのも素敵なこと。

長い間ずっとネットパトロールで探していた、好みの大島紬に出会いました。
それが先週から年末大セールの特売になっており、
悩みに悩んだ末、来年の着物予算前倒しでポチリました。

シンプルな絣の入った、泥染の奄美大島紬。


嬉しくて、興奮さめやらズ。。。

遠目に無地の着物も大好きなんですが、
これは絣が入っていて、無地感覚で着られる
(帯合わせがしやすい)着物じゃないかしら。

出会いって突然やって来ますね。
この大島、私の着物10周年の記念品にしようと思います。
自分で着付けができる年齢まで、ずっと着てあげたい。

もちろん、洗える色無地達も大切に着ますよ。
お茶のお稽古やお茶会やイベント等には欠かせません。
(因に私は、東レシルックを贔屓にしています。)

去年は生活環境もあって、着物から少し離れていました。
今また大復活!
自分の時間が少しばかり増えたので、着物でお出かけも再開してます!

着物の独り言って、つい長くなっちゃいますね。

15.12.2017

納釜 2017

あっという間に12月。
昨日は生徒四人で手作りの料理とお菓子を持ち寄って、
納釜を行ってきました。

お茶室の設えは先生がして下さいました。


お軸がわりに、中世の楽譜が飾られました。
正真正銘の本物!ビックリです。


今年もお菓子は、ドイツ人生徒担当。
これもまたすごいです。
来年は、苦手な物に挑戦しようということになり、
私がお菓子を作ることになりました。

そこで早くも来年の納釜の話し合いに。
ドイツ料理を取り込んだ、日独フュージョン茶会にしようと思います。
どうなるのかな〜。。。


今回はお薄のみ。
皆で交代制で点てました。


ちょうど10年前、初めて自分で選んで買い求めた
東レシルックの紫の色無地を着ています。

当時は、ドイツで着るなら洗える着物しか考えられませんでした。
なのに、着物の魅力に取りつかれた私は、
徐々に正絹の着物も着るようになりました。

全てはこの色無地から始まりました。


皆それぞれの個性溢れるお着物で参加。


このお棗を見て下さい!
先生の物なのですが、グレーメタリックに雪華の蒔絵。
本当にステキです。
欲しいわ〜!


東レシルック 錆紫 色無地
パステルぼかし 丸文 袋帯

寒ーいドイツの冬に、ひんやり寒色系のコーディネート。
この洗える色無地、まだまだこれからも大切に使っていきます!