いつも一緒にお稽古をしているお茶友さんが、お家にお茶室を設置し、
お披露目のお茶会によんでくれました。
プライベートといえどもお茶事。
天気予報の雷マークと相談しながら、おニューの洗える小紋を着て行きました。
この着物、本当に気に入りました!
何気なく誂えたものですが、色も柄も今の自分の気持ちに合います。
地色は濁りのない鉛色。
しかし自然光の下では青みが現れ、生地の質感と相まって明るさがあります。
丸ちゃんとお揃いだわ〜!
八掛は淡いブルーグレーにしてもらいました。
帯周りもグレイッシュなパステルトーンにしてみました。
アクセントは白。
白抜きの飛び柄、帯揚げ、半襟と足袋が爽やかに呼応するように。
さて、お茶友さんのお茶室、彼女の趣味が反映されていて、とても素敵でした。
床に飾られたのは、お軸の代りに額に入った書。
『羽』という一文字。
いいわ〜〜!
そして風炉の紅鉢は、私のと同じ陶芸家さん作。
ご主人が色と形を選んで、お誕生日のプレゼントをしてくれたそうです。
お茶友さんは柔らかな抹茶ラテ色の色無地に、紺地の菖蒲の帯をして、
すべて手作りのお料理とお菓子で迎えてくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、同じ巳年で一回り若い彼女を尊敬します!
私もいつかできるかなぁ…
頑張ります!
東レシルック 鉛色 小紋
パステルぼかし 袋帯
今回はお仕立ても良かったです。
襟には丁寧なグシ縫いが施されていて、びっくり!
洗える着物でこれは初めてでした。
おはしょりから腰下にかけて、柄が繋がって見えます。
小さなことだけど、嬉しい!
大切に着て行きたいと思います。