22.10.2018

泥大島を着て藝術倶楽部へ

昨日は、里帰り以来のフリーの一日でした。
この日を待ち望んでいました!

袷の季節になったことだし、早速おニューの泥染め大島を着たい!
ただそのために、お出かけ場所を探して…


行ってきたのは、ハノーファーの藝術倶楽部の秋の展覧会です。
ここにはイベントスペースがあり、10年前の11月に私達はウェディングパーティーをしたのです。
だから、特別な場所❤︎




古〜い建物の中には、沢山のコンテンポラリーアートでいっぱいでした。
色々なテーマでそれぞれに面白い。


さて、この着物に初めて袖を通したわけですが、着付けの時からそのしなやかでツルツルスベスベした手触りに心を奪われました。
近くでよくみないとわからない程ですが、細い長方形の絣文様に、一筋ずつ赤茶色のような糸が通っているんです。
それが、ちょいと民芸感を醸し出しているのですが、
遠目に見るとスッキリモダンな着物です。

今回はお初なので、シンプルに白い帯に小物で色を添えるコーディネートにしてみましたが、この先はこの民芸感を生かして、ざっくりモコモコした八寸帯なども合わせてみたいです。

あ〜、楽しみだわ〜〜!!


こちらの不思議な子供部屋のような作品が、一番私の心に刺さりました。
簡単にいうと、キモ可愛い系なのですが、邪気を押し込んだ無邪気が楽しくもあり、切なくもあり… しばし瞑想に耽っております。

芸術鑑賞の後は、街の真ん中にあるカフェでティータイム。


見てください! この生クリームの山!
そして、中ジョッキのビール!
これは、うちの旦那様の分です。
なんちゅーティータイムや〜。

私は、小ぶりなリンゴが2つ丸々のせ焼かれたカスタードパイに、
お砂糖なしのダージリン。
昔は何をいくら食べても太りませんでしたが、40を超えた時から徐々に色々なことが変わってきたので、気をつけています。

着物って、やっぱり楽しいですね。
色々な産地の着物を着ると、日本旅行をした気分になれるんですよね!


泥染め 本場奄美大島紬
博多織 大雪輪文 袋帯