02.04.2018

染付っていいね!

先日一週間の里帰りからドイツへ戻って来ました。
今回の心ウキウキの掘り出し物は、、、

こちらの染付茶碗二種。


磁器のお茶碗でお抹茶をいただくことは、今まであまりなかったように思います。
つるりとした色白のお肌でいただくお茶のお味は、どんなかな?
けれど、一般的な食器にはよくありますので、私にとっては懐かしい気もします。


一目惚れでポチった、お猿さん。
『月捉猿』と銘が付けてあります。

『猿猴捉月』に取材した柄でしょうが、私としてはどうも腑に落ちなく、
どうにかして、このお猿さんを救ってあげたいと考えておりました。
この健気な表情、美しいものを素直に綺麗だな、と思う心に惹かれましたから。

そこで、ワタクシの慈悲をもって、『バナナ・ムーン』と勝手に改銘!
このかわゆいお猿さんは、バナナを食べて今日も元気です。


もう一つは、『蝶と果実』。

何の果実かな?とシゲシゲ眺め、、、
ミカンというよりオレンジ。花も咲いています。
『甘い誘惑』と呼ぶことにします。

今回の里帰りでは、母とたっぷり時間を過ごしました。
春彼岸であり、桜の開花から満開を迎える、まさにベストシーズン!


桜餅でのティータイムも、自宅にあった染付の器を使ってみました。
311の震災で、揃いのものがほとんど割れてしまったのですが、
まあ、うちは小さい家族ですから、あるもので事足ります。

今回はドイツで知り合った日本人の友人と、日本で会う機会に恵まれました。
食事に行ったのは、銀座の玉寿司さん。


大胆な染付の大振りなお皿にのったお寿司たち。
水の中を泳ぐ生き生きとしたお魚を連想させます。

気さくで入りやすい雰囲気のお店でしたので、
次回は、是非母と一緒に訪れたいです。

一週間があっという間に過ぎて行きましたが、ずーっと心が暖かかったです。
桜の力って本当にすごい!


自宅マンションの敷地内に咲く満開の桜を後にして、、、

けど、後ろ髪引かれる思いはありません。
桜が一年後に必ずまた咲くように、『また来るよ!』


*** お知らせ***

当ブログは、私の趣味である着物をテーマとして再スタートしましたが、
これからは好きなことを徒然と書いてみたいと思います。
サブタイトルもちょいと変更しました。
『ドイツでキモノ 〜 拝啓おふくろ様』
よろしくお願いいたします!