先週末の話になりますが、地元の州立博物館にて、日本文化の日が行われました。
私は、着物の基本である種類とTPO、季節の文様などのレクチャーと、
7人のモデルでミニ着物ショーをしました。
去年3月のレクチャーでは訪問着を着ましたが、
今年は5月ということで、”葵祭”のイメージで葵文様の小紋にしました。
左は、アイボリー地に豪華な唐花がエキゾチックな付下げさん。
帯も動物や鳥などが金糸で織りなされた、オリエンタルな雰囲気で統一。
真ん中の方には、私の灰桜色の色無地に鏡裏文様の帯で参加してもらいました。
右の方の着物は、和柄の型染めの小紋。
長尺の袋帯を変わり結びにしています。
今回のハイライトは、3種類の全く趣の違う振袖!
留学生の方は超古典的なアンティークを。
着物も帯も赤系で、これぞ日本の着物という感じ。
こちらは、76歳のご婦人の着る白地に墨色で描かれた、とっても素敵な振袖。
銀一色の帯でシックです。
かつて、ドイツで結婚式にお召しになったとか。
私もランウェイを歩きましたヨ!
地味ですねっ! 金髪でよかったわ。
右から二番目の方は、ダークカラーのカジュアルな振袖。
偶然にこの3名の振袖さん達は、着物と帯の取り合わせが、それぞれ同系色なんです。
会場後方には、打ち掛けを飾らせて頂きました。
こちらが、極渋&ハイセンスな振袖のアップです。
本当にステキです。
私もこんな着物が着てみたいな。。。
次回いつか着物ショーをする機会があるなら、
レクチャーは程々にして、もっとモデルさんを増やして、
エンターテイメント性を強調したイベントにしてみたいと、密かに思っています。
できるのだろうか、、、?
黒紫 葵文様 小紋
市松取り 菊青海波 袋帯