19.02.2017

墨色結城紬でサンデー・ブランチ

やっと今日に辿り着きました!
一ヶ月ぶりのフリーの日。ああ、本当に長かったわ〜。
お天気がイマイチでしたが、着物でブランチへ行ってきました。


一年ぶりに着る手織りの結城紬。
縮緬の帯で暖かさを感じたい。いや、本当に感じます。


うちから車で5分の公園内にあるレストランには、
日曜日の10:30〜14:00まで、
壮絶なバリエーションのビュッフェがあるのです。
お腹がすぐに一杯になりますが、小さなデザートは頂きたいです。


この黒墨色の紬は、何ともニュアンスのあるカラーです。
光によって、焦茶の様な、紫の様な、青味グレーの様な。
真っ黒な時もあるし。
やっぱり好きだ!と改めて思ふ。

本日の自己満足は、ボルドー色の帯締めとお草履がリンクしていること。
そして、今年のテーマの一つ、”渋かわいい” が
おじさんっぽい着物にお花の帯で達成できたこと!


黒墨色 結城紬
京紅型 桜ススキ文 名古屋帯



06.02.2017

シンプルな色無地コーデで茶道デモンストレーション

コンサート訪問の翌日、博物館での茶道デモンストレーションをしてきました。

2日連続で着物。
今年はいいスタート切っています!


この日は、なぜか2月になると着たくなる紫の色無地に、
白ベースの袋帯という、シンプルでサッパリしたコーディネート。

早春の花、クロッカスをイメージして、黄色をアクセントにしてみました。
見えないけれど、長襦袢も濃いクリーム色です。


博物館内には、このように二畳のお茶室のモデルが常設されていて、
一回のお点前につき、2人のお客さんにお茶とお菓子を召し上がっていただきます。


今回私は、お点前2回、説明員1回をしました。
スポットライトが顔を直撃して、汗ダラダラ!

お茶席用の着物はあまり冒険ができないけれど、
それでも、色の取り合わせで季節感を出したり、枠の中でどの位自分らしさを表現できるか、考えるのは楽しいです。
手持ちのコマが少ないので、まるでパズル。

この紫の色無地と白い帯は、ドイツで着物を着始めた当時に求めたもの。
両者とも最も使用頻度が高いです。
あきっぽい私でも飽きがこないし、色々なものに合わせられるので、
重宝しています。


シルック 錆紫 色無地
市松取り 菊青海波文様 袋帯



05.02.2017

ライトな着物でクラシックコンサートへ

今年初めてのコンサート鑑賞へは、
ツヤのある大島紬をドレッシーにワントーンでまとめてみました。


クラシックコンサート仕様になったでしょうか?

明るい髪の毛先を飛び跳ねさせて、
ダークなルージュと銀龍の帯留で、少しピリ辛スパイスを。


この草木染めの大島も、本当に久しぶりに着ました。
とても軽くて、着心地がいいのです。
博多織の袋帯も軽い!

あ〜、やっぱり、着物って楽しいな〜。


ワーグナーの重〜いコンサートでしたが、心も身体も軽く。

趣味のお出かけは、いろいろなコーディネートを試してみるいいチャンスです。
最近はインスタグラムで、素敵なお着物コーデのお写真をたくさん拝見して、
私もオシャレ心が蘇ってきました。

今の気分は、明るくシンプルに。
そして、渋く可愛く。

頭がハデハデなので、色を抑えたコーディネートをうまく考えたいです。


草木染め みじん格子 大島紬
博多織 破れ七宝文 袋帯