Sommer-Teezeremonie am Morgen
今朝の気温は12度。
着物は、先日着た絽の蛍ぼかしにするか、稽古茶事という事で綿麻紅梅にするか
考えていたのですが、急遽、単衣に夏帯の組み合わせとしました。
半衿と帯揚げは絽、帯締めは灰桜色の冠組です。
この着物は洗える鮫小紋で、元々袷で作ったのですが、
後ろの裾のぼかし八掛(もちろん化繊)、
ちょうど草履で擦れる部分の色が、滲んではげてきてしまったのです。
そこで、去年裏を取り、単衣として仕立て直してもらいました。
解いて、湯のしをしてもらい、とてもきれいに仕上がっています。
銀糸で一つ紋が入れてあるので、グレーブルーの地色と相まって、
涼しげな単衣の着物になりました。
化繊なのに丁寧な対応とお仕立てをしてくれた悉皆屋さんに感謝です。
懐石、お濃茶の後、私もお薄を点てました。
今日はつくばいの準備や銅鑼を鳴らす役目などがあり、
大変勉強になりました。
シルック 灰青 鮫小紋 単衣
蔦文様 夏袋帯