27.10.2014

葵文様の小紋でチャリティーイベント

私の住むハノーファーという都市は、広島市と姉妹都市関係にあります。
昨日は、今年の広島土砂災害の為のチャリティーイベントに参加しました。


ドイツ在住の日本人女優さん、コスプレーヤー、ボランティアの方々と共に、
朗読劇、広島からのレポートのプレゼン、日本の歌ミニコンサート等を行いました。


日本人女性は、着物で参加。
私は企画から携わってきましたが、小規模なイベントであったけれども、
皆さんの温かい心に包まれた会となりました。

この朗読劇は2度目。実は私は主に、”哲学者のおじいさん” の役。
ですので、渋い色合いの着物を選びました。

彩度の低い小紋にカラシ色の帯。
半衿と足袋につながる純白の帯締めで、少し抜け感を作ってみました。


黒紫色 葵文様 小紋
博多織 破れ七宝文 袋帯


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22.10.2014

首里道屯織帯

2年間程もお気に入りリストに入れていて、
思い切って入手したにもかかわらず、まだ使ってないもの、、、

首里総道屯織の八寸帯。


黒墨色ベースに、スモーキーな何とも言われぬ穏やかな色が
織り柄と共に浮かび上がる。
私の中でのイメージは、闇夜の虹。

今日は日独関係の集まりがあり、着物を着るつもりでした。
が、あいにくの大雨。

準備していたのはこちらの組み合わせ、、、


ベージュにブルーのみじん格子の大島紬と。
黒地がキリッと映えると思って、、、黒が好きだから。
明るくカジュアル、でも大人っぽい感じ。

着物をダークカラーにすると、、、


祖父譲りの鉄紺色の村山大島で。
亀甲文様と道屯織の浮き出る織り柄が、ちょっぴり民芸調の雰囲気を醸し出します。
でも、見ようによっては、ジーンズ感覚かもしれない。
青が共鳴していて、パステルカラーが前へ出てきます。

着物が着られないのものだから、ちょっと遊んでしまいました。
この帯はまた箪笥の中へ、、、おやすみなさい!


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17.10.2014

万筋小紋+墨書き帯で夕食へ

一度書いて、消えてしまった記事がありました。

それがちょうど、一年前の今日のお話だったので、
覚え書きとして、手短かに復活させます。


普通の日のディナーへ。
お天気がイマイチで洗える着物。

シルック 白黒万筋小紋
墨書き 袋帯



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11.10.2014

祖父の村山大島+京紅型帯で芸術倶楽部へ

昨晩、写真展のレセプションへのお誘いがあり、行ってきました。


1832創立の ”芸術倶楽部” 前にて。
この古い建物は、”芸術家の家 とよばれ、親しまれています。


色が恋しくなったので、栗山工房の京紅型の帯をしました。
桜が目立ちますが、今は秋なので、ススキが主役。


今回の着物・帯ともに、実に2年半ぶり!
祖父のアンサンブルから作り直した、マスクリンな着物に
フェミニンな帯を合わせるのがお気に入りです。

深い赤紫の帯締めで、実りの季節をイメージ。
こんな着物の一人遊びは、いつも悩ましくも楽しい。。。


鉄紺色 亀甲絣 村山大島紬
京紅型 桜芒文 なごや帯



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05.10.2014

みじん格子の大島紬+博多帯で洋服感覚コーディネート

友人の展覧会のクロージング・イベントへ行ってきました。


今日から袷を着ていますが、襦袢は単衣です。
帯は、いつもその存在を忘れてしまう、ダークチョコレートの様な色の八寸。
銀糸がポチポチッと入っています。


10月初旬でこんなに穏やかなことは、
私のドイツ生活で未だかつてなかった様に思います。


タイトル通り、今日は着物も帯も無地調、ハンドバッグも普段使っている物で、
所謂、”洋服感覚のコーディネート” です。

洋服でも無地、連続した幾何学模様、抽象的なデザインなどが好きなのです。
でも実は、こってりした古典文様や優しげな和柄も大好き。


草木染め みじん格子 大島紬
博多織 鱗組葉文 八寸帯

秋らしい、深いカラシ色の帯揚げがしたかったです。
買い物リストに加えなければ。


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